〇〇家の一族の相続問題!(補足/令和3年宅建試験問⑨解答)

前回、南アルプス店のブログで

本年度(10月実施)の宅地建物取引士資格試験(宅建試験/タッケンシケン)

の問題⑨(相続)の解答と解説について書きましたが

今回はその補足です。

それではまず

目次

問題です(問⑨)!

Aには死亡した夫Bとの間に子Cがおり、Dには離婚した前妻Eとの間に子F及びGがいる。Fの親権はEが有し、
Gの親権はDが有している。AとDが婚姻した後にDが令和3年7月1日に死亡した場合における法定相続分として、
民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1.Aが2分の1、Fが4分の1、Gが4分の1

2.Aが2分の1、Cが6分の1、Fが6分の1、Gが6分の1

3.Aが2分の1、Gが2分の1

4.Aが2分の1、Cが4分の1、Gが4分の1

宅建試験は難しいなぁ~

毎年恒例の「相続」についての問題です。

50問ある試験問題の中では比較的“本文”や”選択肢”の文章が短く

簡単な問題の部類だとは思いますが・・・

登場人物を多くして(7人!犬神家よりは少ない?)

本文には所謂”ひっかけ”と思われる文章を加え

試験問題だから当たり前なのかもしれませんが

難しくしてあります。

というわけで

分かりやすくするために

図(家系図)にしてみましょう!

これで随分スッキリしたのではないでしょうか?

それでは

問題を解いて行きましょう!

上記の問題文をものすごく噛み砕いて言うと

「死亡したDの相続人はダ~レ?」ということです。

今回の問題にあてはまる(ものとそうではないもの)

のパターンを見てゆきましょう。

「相続人の組合せ」と「法定相続分」

相続人の組合せ法定相続分
配偶者と子の場合
(第1順位)
配偶者2分の1
子2分の1(例:子が2人の場合は4分の1ずつ)
配偶者と直系尊属(父母や祖父母等)
(第2順位)
配偶者3分の2
直系尊属3分の1(複数いる場合3分の1を頭割り)
配偶者と兄弟姉妹
(第3順位)
配偶者4分の3
兄弟姉妹4分の1(複数いる場合4分の1を頭割り)

上の図と問題文を見ると・・・

今回の相続人は「第1順位のDの配偶者と子」です。

Dの配偶者は?

D(夫/父親)はE(妻/母親)と離婚後、

A(妻/母親)と再婚しました。

よってD(死亡時)の配偶者は

「A」です!

Dの子は?

(シンプルに)上記家系図を見ると

D(父親/夫)の子はF(子供)とG(子供)の2人です。

問題文には「親権は・・・」とありますが

”親権”は関係ありません(所謂ヒッカケです)。

C(子供)は養子縁組していれば別ですが

その様な記述はありませんので相続人ではありません。

ということで

Dの子供は「FとG」です!

正解は

選択肢の文章を見てみると

法定相続分の〇分の〇を考慮することもなく

選択肢①のみがA(妻/母親)とF(子供)G(子供)が

相続人となっていますので

正解は・・・

「1」です!

以上、令和3年(10月実施)宅建試験問題⑨(相続)

の正解と解説でした。

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